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やめとけ図鑑2026-09-23 公開(2026-10-13 更新) | 約23分で読めます

ブラック企業の見分け方|求人票・面接・入社前に確認すること

監修 ・ 人材紹介事業 責任者 木下美紀 やめとけ図鑑 ブラック企業の見分け方 samurai HR | 2026-09-23

「入ってみたら聞いていた話と違った」。転職で一番避けたいのはこれです。ただ、会社の実態は入る前にもかなり分かります。この記事では、求人票の読み方、面接で聞くこと、入社前に自分で調べられる情報の3つに分けて、確認のしかたを具体的に説明します。

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そもそもブラック企業とは

実は、国が定めた「ブラック企業」の定義はありません。

厚生労働省も、確立した定義はないとしたうえで、一般的な特徴として「極端な長時間労働やノルマ」「賃金不払い残業やハラスメントが横行する」「そうした状況下で労働者に過度の選別を行う」といった点を挙げています。

つまり、名前の付いた特定の会社があるのではなく、働き方・お金・人の扱いのどこかに無理がある状態を指す言葉です。

転職で見るべきなのは「この会社がブラックかどうか」ではなく、自分が続けられる条件かどうかです。

無理が出やすい3つの場所 時間 残業が常態化 休日が取れない 持ち帰り・早朝出勤 お金 残業代が出ない 基本給が極端に低い 聞いた額と違う 人 暴言・詰める文化 人がすぐ辞める 相談できる人がいない
求人票・面接・公開情報で、この3つを順に確認していきます。

この記事の使い方

  • 応募前:求人票の8項目をチェック(次の章)
  • 面接時:6つの質問で実態を確認(3章)
  • 内定後:労働条件通知書と公開情報を照合(4〜5章)
木下美紀人材紹介事業
責任者

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木下美紀

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求人票で確認する8つのポイント

求人票は、会社が自分で書いた文章です。良く見せる工夫が入っているのが普通なので、数字と言葉の定義に注目して読みます。

1. 固定残業代(みなし残業)の時間数

「月給30万円(固定残業代45時間分を含む)」のような書き方です。制度そのものは違法ではありません。

ただし、何時間分が含まれているかで意味が変わります。45時間分が入っているなら、それだけの残業が想定されていると読むのが自然です。

求人票には、固定残業代の「金額」「何時間分か」「超えた分を別途支払うこと」の3つを書く決まりになっています。どれかが抜けている求人は、面接で必ず確認してください。

「月給30万円」の中身は求人によって違う A社:基本給30万円 基本給 30万円 残業代は別途 B社:基本給21.5万円+固定残業代8.5万円(45時間分) 基本給 21.5万円 固定残業代 8.5万円(45時間分) 45時間までは同額
同じ「月給30万円」でも、賞与や退職金の計算のもとになる基本給が9万円近く違うことがあります。

2. 基本給と手当の内訳

賞与や退職金は、基本給をもとに計算する会社が多くあります。総額が同じでも、基本給が低いと、賞与の額や将来の手取りに差が出ます。内訳が書かれていない求人は、面接で聞きましょう。

3. 年間休日の日数

完全週休2日制(週2日休み)に祝日と年末年始を足すと、年間休日は120日前後になります。

105日前後の求人は、土曜出勤がある、祝日が休みではない、といった形が多いです。どちらが良い・悪いではなく、自分の生活に合うかで判断します。

年間休日の目安

  • 125日以上:完全週休2日+祝日+夏季・年末年始など
  • 120日前後:完全週休2日+祝日
  • 105日前後:週休2日だが祝日は出勤、または隔週で土曜出勤
  • 100日未満:シフト制など、休みの取り方を面接で必ず確認

4. 「完全週休2日制」と「週休2日制」の違い

言葉が似ていますが、意味が違います。完全週休2日制は毎週2日休めます。週休2日制は「月に1回以上、2日休みの週がある」という意味で、毎週2日休めるとは限りません。

求人票の表現実際の意味
完全週休2日制(土日)毎週土日が休み
週休2日制(シフト制)月1回以上2日休みの週がある。ほかの週は1日休みのことも
年間休日105日週1日+数日。土曜出勤がある可能性
4週6休4週間で6日休み。月2日は1日休みの週

ここまでの4つは「お金と休み」です

  • ここまで:固定残業代・基本給の内訳・年間休日・週休2日の意味
  • ここから:試用期間・募集の出方・仕事内容・雇用形態

5. 試用期間中の条件

試用期間は多くの会社にありますが、その間の給与や手当が本採用後と違うことがあります。期間の長さと、その間の条件を確認します。

6. 同じ求人がずっと出ていないか

数か月にわたって同じ職種の募集が出続けている場合、人の入れ替わりが多い可能性があります。事業を伸ばしていて増員している会社もあるので、理由を面接で聞くのが確実です。

7. 仕事内容が具体的か

「幅広い業務」「やる気次第で何でもできます」だけで、1日の流れや担当範囲が書かれていない求人は、入社後のギャップが起きやすいです。

逆に、業務の割合(例:電話8割・書類2割)まで書いてある求人は、書いた人が実態を分かっています。

8. 雇用形態と契約期間

「正社員」と書かれていても、最初の半年は契約社員というケースがあります。雇用期間の定めの有無を確認してください。

実態と違う求人は法律違反です

賃金や勤務時間など、実際と異なる内容で募集することは職業安定法で禁じられており、罰則(6か月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金)があります。「求人票と話が違う」と感じたら、その場で確認してかまいません。

求人票の言葉の言い換え辞典

求人票にはよく使われる言い回しがあります。すべてが悪いわけではありませんが、どういう状態を指しているかを知っておくと、面接で確認すべき点が見えます。

よくある表現確認したいこと
アットホームな職場人間関係が近い職場。距離感が合うかは人によるため、社員の年齢層と人数を聞く
若手が活躍中/平均年齢26歳若い人が多い理由。成長中の会社か、長く勤める人が少ないのか
やる気重視・未経験歓迎研修の中身。具体的な教育の流れが説明できるか
幅広い業務をお任せ実際の担当範囲。1日の時間の使い方を聞く
成果次第で高収入固定給と歩合の割合。平均的な社員の年収
直行直帰OK・自由な働き方労働時間の管理方法。みなし労働時間制かどうか
圧倒的成長/自己成長できる環境具体的にどんな研修や役割があるか
大量募集・積極採用中増員か欠員補充か。前任者の退職理由
聞き方
「求人票に『幅広い業務』とありましたが、入社1年目の方はどのような割合で時間を使われていますか」と、求人票の言葉を引用して聞くと自然です。

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  • その職種の、未経験歓迎の求人
  • その職種が、どんな仕事か

業界ごとに見ておきたいポイント

働き方の慣習は業界によって違います。未経験歓迎の求人が多い4分野について、確認したい点をまとめました。

業界ごとに、まず確認する2つ 営業 目標の決まり方 固定給と歩合の割合 施工管理・建設 週休2日が取れるか 休日出勤の振替 IT・エンジニア 客先常駐か自社か 最初の案件と研修 事務 繁忙期の残業 1人事務かチームか
未経験歓迎の求人が多い4分野です。くわしくは下の説明をご覧ください。

営業

目標(ノルマ)の決まり方と、未達のときにどうなるかを確認します。固定給と歩合の割合、直行直帰の場合の労働時間の管理方法も見ておきます。求人は未経験から営業職へにまとめています。

施工管理・建設

現場の始業が早く、移動時間が長くなりがちです。週休2日が現場単位で取れているか、休日出勤の振替が実際に取れているかを聞きます。詳しくは未経験から施工管理へ。

IT・エンジニア

客先に常駐する形か、自社で開発するかで働き方が変わります。未経験の場合、最初の案件がどのような内容になるか、研修の期間と中身を確認します。未経験からITエンジニアへもあわせてどうぞ。

事務

残業は少なめの求人が多い一方、繁忙期(月末・決算期)に偏ることがあります。1人事務か、チームかによっても負担が変わります。未経験から事務職へ。

共通して聞くとよい3つ

  • 直近1年で入社した人は何人か、今も在籍しているか
  • 月平均の残業時間と、繁忙期の残業時間
  • 有給休暇の取得率(分からない場合は「昨年どのくらい取られましたか」と担当者に聞く)

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面接で確認する6つの質問

面接は選ばれる場であると同時に、こちらが会社を確かめる場でもあります。答えにくそうな質問ほど、実態が見えます。聞き方を工夫すれば、印象が悪くなることはありません。

聞き方
「長く働きたいので、働き方について具体的に伺ってもよろしいでしょうか」と前置きすると、条件の質問も自然に聞けます。
6つの質問と、それで分かること 1 1日の流れ 分かること 仕事内容と残業の実態 2 前任者の退職理由 分かること 増員か、欠員補充か 3 残業の平均と繁忙期 分かること 忙しい時期の生活 4 振替休日の取得 分かること 制度が使われているか 5 教育・研修の進め方 分かること 最初の1か月の流れ 6 評価の決まり方 分かること 給与が上がる条件
答えにくそうな質問ほど、会社の実態が見えます。

1. 入社後の1日の流れを教えてください

出社から退社までを聞くと、仕事内容と残業の実態が同時に分かります。「人によります」で終わる場合は、「直近で入られた方の例で構いません」と重ねて聞きます。

2. 前任の方はどのような理由で退職されましたか

増員なのか、欠員補充なのかが分かります。欠員補充なら、その理由まで聞けると理想的です。

3. 残業は月平均どれくらいですか。繁忙期はどうですか

平均と繁忙期の両方を聞くのが大切です。平均20時間でも、繁忙期に80時間なら生活は大きく変わります。

4. 休日出勤が発生した場合、振替休日は取れていますか

「制度としてある」と「実際に取れている」は別です。取得率まで聞けると実態に近づきます。

5. 教育や研修はどのように進みますか

未経験で入る場合、ここが曖昧な会社は「見て覚えて」になりがちです。最初の1か月の流れを具体的に聞きます。

6. 評価はどのように決まりますか

給与が上がる条件が明確かどうかが分かります。「がんばり次第」だけの回答なら、具体例を聞いてみてください。

逆質問のときに見るところ

  • 数字で答えられるか(残業時間・有給取得率・離職率)
  • 答えをはぐらかさないか
  • その場で分からないことを「確認して連絡します」と言えるか

会社説明会・職場見学で見るところ

説明会や職場見学、面接で会社を訪ねたときは、話の中身だけでなく、その場の様子も手がかりになります。選考がオンラインだけで進む場合は、「一度、職場を見せていただけますか」と頼んでみてください。

訪ねたときに見る3つのこと 働いている人の様子 あいさつがあるか 怒鳴り声がしないか 質問への答え方 数字で答えるか 話をそらさないか 返事の急がせ方 考える時間をくれるか 書面を出してくれるか
話の内容だけでなく、その場の様子も判断の材料になります。

働いている人の様子

あいさつがあるか、怒鳴り声がしていないか、机に書類が積み上がったままになっていないか。短い時間でも、職場の空気は伝わります。夕方以降に訪ねた場合は、何人くらい残っているかも見ておきます。

質問したときの反応

残業や休日について聞いたとき、数字で答えてくれるかを見ます。「人によります」「やる気次第です」で終わる場合は、ほかの質問でも具体的な答えが返ってくるかを確かめます。

その場で入社を迫られないか

説明会や一次面接の場ですぐに内定を出し、返事を急がせる会社があります。早く決まること自体は、悪いことではありません。ただ、条件を書面で確かめる時間をもらえない場合は、いったん持ち帰ってください。

見学のときに頼んでみること

  • 実際に働く場所を見せてもらう
  • 一緒に働く人と、数分でも話をさせてもらう
  • 入社した人の1日の流れを聞く

応募前・内定後に自分で調べられること

面接で聞く以外にも、公開されている情報から分かることがあります。

調べる順番(応募前 → 内定後) 応募前 厚生労働省の公表情報を見る 会社の基本情報を照合する 口コミは「傾向」として読む 内定後 労働条件通知書を受け取る 求人票・面接の話と照合する 違いがあれば入社前に確認する
応募前は公開されている情報で、内定後は書面で確かめます。

厚生労働省の公表情報を見る

労働基準関係法令に違反して送検された企業は、厚生労働省が一覧で公表しています。社名で確認できます。掲載がないことが安全の証明にはなりませんが、掲載がある場合は理由を確認したほうがよいでしょう。

会社の基本情報を照合する

会社のサイトで、設立年・所在地・事業内容・従業員数を確認し、求人票の記載と食い違いがないかを見ます。国税庁の法人番号公表サイトでは、法人の名称・所在地を無料で確認できます。

口コミサイトは「傾向」として読む

書き込みは個人の主観で、辞めた人の声が集まりやすい性質があります。1件の投稿で判断せず、同じ指摘が複数あるかを見ます。

労働条件通知書を必ず受け取る

会社は、採用するときに労働条件を書面などで示す義務があります。

2024年4月からは、就業場所や業務が将来変わる範囲についても明示することになりました。口頭だけで済ませようとする場合は、書面での提示を求めてください。

労働条件通知書で必ず見る項目

  • 契約期間(期間の定めの有無)と試用期間
  • 就業場所・業務内容、将来変わる範囲
  • 始業・終業時刻、休憩、所定外労働の有無
  • 賃金の内訳(基本給・手当・固定残業代の時間数)、締切日と支払日
  • 休日、有給休暇
  • 退職に関する事項(解雇事由を含む)
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数字で確認する:公開されているデータの見方

求人票や面接の説明は、会社が伝えたい内容です。公的なサイトや開示資料の数字と合わせて見ると、偏りに気づきやすくなります。

残業時間と有給の取得率は「しょくばらぼ」で比べる

厚生労働省が運営する職場情報総合サイト「しょくばらぼ」では、会社ごとの月平均の残業時間や有給休暇の取得率、平均年齢などを検索して比べられます。

すべての会社が載っているわけではありません。載っていない会社は、面接で同じ項目を聞きます。

残業時間は、法律の上限と比べて読む

残業(時間外労働)の上限は、法律で原則「月45時間・年360時間」と決められています。

特別な事情がある場合でも、1か月100時間未満、複数月の平均で80時間以内などの上限があります。求人票や面接で聞いた残業時間は、この数字と比べると多いか少ないかが分かります。

残業時間を読むときの目安(1か月) 45時間 80時間 100時間 45時間まで 法律の原則の上限 (年では360時間) 45〜80時間 特別な事情があるときだけ (年6か月まで) 80時間超 複数月の平均で 超えてはいけない水準
時間外労働の上限規制(労働基準法)をもとに作成。休日労働の扱いなど、細かい条件があります。

離職率は、全体の平均と比べる

厚生労働省の雇用動向調査(令和6年)では、1年間の離職率は全体で14.2%でした。

業種によって差が大きいので、目安として使います。会社の離職率を教えてもらえない場合は、「直近1年で、何人が入社して、何人が退職しましたか」と聞く方法もあります。

上場している会社は、有価証券報告書を見る

上場会社は、有価証券報告書の「従業員の状況」に、従業員数・平均年齢・平均勤続年数・平均年間給与を載せています。

金融庁のEDINETや、会社のサイトのIR情報で読めます。平均勤続年数が極端に短い場合は、理由を面接で確かめます。

数字を見るときの注意

公開されている数字は、会社全体の平均です。配属される部署や職種によって、実際は違うことがあります。数字が良くても、気になる点は面接で確かめてください。

入社してから気づくサイン(最初の1か月)

どれだけ調べても、入ってから分かることはあります。最初の1か月で次の点を確かめ、食い違いがあれば早めに記録を残します。

最初の1か月で確かめること 1週目 誰に質問すればよいか 勤怠の付け方 2〜3週目 残業が記録されているか 休日が予定どおりか 最初の給与日 明細の内訳が 通知書と同じか
食い違いに気づいたら、日付と内容をメモに残しておきます。

労働条件通知書と、実際の働き方が違う

勤務時間、休日、給与の内訳が、書面のとおりになっているかを見ます。違いがあったら、まず上司や人事に確認します。口頭の説明だけで済まされた場合は、日付と内容をメモに残してください。

働いた時間が記録されていない

タイムカードや勤怠システムで、実際に働いた時間が記録されているかを見ます。「定時で打刻してから残る」ように言われた場合は、自分でも出社と退社の時刻を控えておきます。あとで相談するときの材料になります。

教える人が決まっていない

入社してすぐに一人で任され、質問できる相手がいない状態が続くと、未経験の人ほど負担が大きくなります。誰に聞けばよいかを、最初の週に確認します。

食い違いが続く場合は、次の章の相談先を使ってください。

それでも入ってしまったときの相談先

入社後に「話が違う」と分かることもあります。我慢して体調を崩す前に、公的な窓口に相談してください。無料です。

困りごと別の相談先 何から相談すればよいか分からない 総合労働相談コーナー 残業代の未払い・長すぎる残業 労働基準監督署 法律の専門家に相談したい 法テラス
迷ったら、まず総合労働相談コーナーへ。相談は無料です。
総合労働相談コーナー各都道府県の労働局・労働基準監督署内にあります。労働条件の相談全般。予約不要・無料
労働基準監督署残業代の未払い、違法な長時間労働など、法律違反の疑いがある場合
法テラス弁護士への相談窓口。収入等の条件により無料相談の制度があります

当社でお答えできないこと

未払い賃金の請求や退職の交渉など、法律に関わる手続きの代理は、弁護士など有資格者の業務です。当社では対応できないため、上の窓口をご案内しています。転職先探しについては無料でご相談いただけます。

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働きやすい会社に共通していること

ここまでは、注意する点を見てきました。反対に、働きやすい会社には次のような共通点があります。当てはまる数が多いほど、安心して選べます。

見るところ注意したい例安心できる例
求人票「やる気次第」「アットホーム」などの言葉が中心残業時間・休日・給与の内訳が数字で書いてある
面接質問をはぐらかす。返事を急がせる悪い面も含めて答える。考える時間をくれる
書面内定後も、条件を書面で出さない入社を決める前に、労働条件通知書を出す
入社後働いた時間を記録しない勤怠が記録され、残業代が明細に出る

条件を数字で伝えている

残業は月に何時間か、休日は年に何日か、給与のうち固定残業代はいくらか。数字で書いてある会社は、入社後の食い違いが起きにくくなります。

都合の悪いことも話す

繁忙期の忙しさや、前任者が辞めた理由など、言いにくいことを先に話してくれる会社は、入社後の説明も信頼しやすくなります。

全部がそろう会社は多くありません

  • 自分が譲れない点を、2〜3個決めておく
  • それ以外は、納得できる範囲かどうかで判断する
無料・メールで届きます入社前チェックシート(18項目)求人票8項目・面接6項目・内定後4項目。応募の前に、1枚で確認できます。 メールで受け取る

まとめ:入社前に確認する18項目

求人票(8項目)

  • 固定残業代の時間数と、超過分の支払いの記載
  • 基本給と手当の内訳
  • 年間休日の日数
  • 「完全週休2日制」か「週休2日制」か
  • 試用期間の長さと、その間の条件
  • 同じ求人が長期間出ていないか
  • 仕事内容が具体的に書かれているか
  • 雇用形態と契約期間

面接(6項目)

  • 入社後の1日の流れ
  • 前任者の退職理由
  • 月平均の残業時間と繁忙期
  • 休日出勤時の振替休日の取得状況
  • 教育・研修の進め方
  • 評価の決まり方

内定後(4項目)

  • 労働条件通知書を書面で受け取ったか
  • 求人票・面接の話と内容が一致しているか
  • 厚生労働省の公表情報を確認したか
  • 入社日・持ち物・初日の流れの案内があるか

18項目すべてが完璧な会社はほとんどありません。大切なのは、自分が譲れない条件を3つ決めて、そこだけは必ず確認することです。

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よくある質問

固定残業代があると、必ずブラック企業ですか?

いいえ。制度そのものは違法ではありません。見るべきは、何時間分が含まれているか、超えた分が別途支払われると明記されているか、の2点です。

年間休日は何日以上なら安心ですか?

完全週休2日制と祝日が休みなら120日前後になります。105日前後の場合は土曜出勤や祝日出勤がある可能性があるため、休みの取り方を面接で確認してください。

面接で残業や休日について聞くと、印象が悪くなりませんか?

働き方の確認は当然のことです。「長く働きたいので確認させてください」と前置きすれば、失礼にはなりません。

口コミサイトの評価はどこまで信じてよいですか?

1件の投稿で判断せず、同じ指摘が複数あるかを見てください。辞めた人の声が集まりやすい性質があるため、評価が低めに出る傾向があります。

入社してから条件が違うと分かった場合はどうすればよいですか?

まず労働条件通知書と実際の条件を突き合わせ、会社に確認します。解決しない場合は、各労働局の総合労働相談コーナー(無料)に相談してください。

転職エージェントに相談すると、求人票では分からないことも分かりますか?

担当者が企業とやり取りしているため、残業の実態や職場の雰囲気など、求人票に書かれていない点をお調べできる場合があります。samurai HRではLINEから無料でご相談いただけます。

木下美紀
監修:木下美紀(samurai HR 人材紹介事業 責任者) 年間100名の求職者の転職を支援しています。 執筆:samurai HR 編集部(株式会社SAMURAI不動産/有料職業紹介事業 許可番号 13-ユ-319169)。20代・30代の未経験からの転職を支援しています。

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